川口市・南鳩ヶ谷駅から徒歩5分で【痛み痺れを取り、生活を豊かに！生涯ゴルフ！】はた整骨院、リアルコンディショニング＆ケア院長です！
例えば、腰が痛いと訴えてきた患者さんが居たとします。
問診で、何か痛めたきっかけがあったか聞きます。
ここで「重いものを無理して持ち上げた時に」等の理由がはっきりと言えるようであれば怪我の分類になります。
しかし「何もしてない」とか「ずっと座ってたからかな」のようなわからなかったり、曖昧な表現になるような痛みが問題です。
患者さんの口から何もしてないとか心当たりがないと聞いた場合でも、何かしらの原因となる行動や動作、習慣などがあるものです。
ご本人が気づいていないから「何もしてない」という表現になるんですね。
普段の行動、仕事の内容、1日の中で一番やっていること、姿勢などを聞いていきます。
立位、座位の重心バランスを見ます。
待合室から施術室に入ってくる時の立ち上がり方や歩き方、着座の動作などを見ています。
そうすることで腰が痛くなった原因となるものを見つけようとしているのです。
本当に何も原因もなく痛くなることは滅多にないと考えます。
上記のように探っていくと大概は「痛くなった理由」が出てきますね。
何もしていないのに腰が痛い、つまり本人が気づいていないということは、何気なくいつもやっていることが原因となっているものです。
施術だけではなく、その事についても説明して理解してもらいます。
理解しなければ無意識にまた同じことを繰り返し、腰痛が治らなかったり、長引いたり、再発したりという事になりますからね。
この無意識というのが厄介なのです。
いかにこの無意識を意識していけるかが重要になります。
待合室で座っている姿勢を見たら、骨盤を後傾させ思い切り猫背でスマホいじっていたり本を読んでいた人（よく見る姿勢でかなり腰に悪いですよ！）に、それを指摘し普段から気をつけるように指導したとしても、ご本人が意識してくれない限り必ずその姿勢を繰り返します。
これでは治るものも治らないですね。
例えば肝臓を患っている方に凄く効く薬を処方しても、止められているお酒を毎日ガンガン飲んでいたら治らないのと一緒ですね。
患者さんを良くしていくためには凄く重要な事なので、結構言います。
しつこく言います。
何せ重要な事なので。
患者さんを思ってのことなので嫌がらないでくださいね！
【無意識を意識する】重要です！
無意識にとっている行動として、「言葉」にも慢性的な症状を治りづらくさせる力があります。
無意識にネガティブな言葉ばかり口にしていませんか？口癖になっていませんか？
立ち上がる時、体勢を変える時、「よっこいしょ！」という代わりに「イテテてっ」と言っていませんか？
だって痛いんだもんという声が聞こえてきそうですが、そうでなくても言っていることってあるんです。
癖付いてしまうと、頭の中では、こうすると痛いんだという記憶が残ってしまいます。
ちょっとだけでも意識してみましょう！
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